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本棚の隣で針仕事

雪国在住。積ん読本と図書館通い、 録画した映画、買いためた布や手芸用品をどうするかの記録。

世界が終わる前に BISビブリオバトル部/山本弘

世界が終わる前に BISビブリオバトル部

 

このたび市立図書館がはじめて「ビブリオバトル」を開催するようで、図書館入り口の目立つ本棚に参加者募集のチラシとビブリオバトル関連本を設置しているのですが、なぜ「BISビブリオバトル部」シリーズがそこにないんじゃぁぁ〜と不思議。
司書さんに聞いたら、参加者が集まらなくて〜と困っていました。私も読書会は参加経験があるけれど、ビブリオバトルはまだないので、今回は見学してみようかなと思っていたところ。この「BISビブリオバトル部」もずっと気になっていたけれど、さらに読みたい本が増えてしまうはずと中々手を出さないでいたのですが、この機会に読んでみようと借りました。なのにうっかり間違えて第3巻から借りちゃった…。
「翼を持つ少女」が第1巻でしたね、あらら(・_・;)

この「世界が終わる前に」は「空の夏休み」という番外篇から始まります。オタクの夏といえば夏コミの話。私も1度だけ南国から上京してきた友達の荷物持ちの手伝いとしてついて行ったことがありました。まさに異空間、あの時の衝撃を思い出しながら読んで、今はこんな状態になっているのかと驚き。もうあそこに突入できる体力と自信がない。

さて本篇「世界が終わる前に」には2回のビブリアバトルが登場し、発表の流れと雰囲気もなんとなく理解できました。自分の推しの本を5分以内でいかに上手に魅力を伝えられるか、これはプレゼンの勉強にもなるね。参考資料とか出せないのが難しそう。

表紙絵が激しいバトルっぽいんですが、内容はミステリー仕立てで 謎が多く伏線を至る処で張り巡らせながら進みます。主人公の空ちゃんは、「妖怪ウォッチ」のいなほちゃんに似ている。自分が高校生の頃はこんなにSF読めていたかなぁ。本屋で文庫を買いそろえるにはお小遣いが足りなかったし、図書館にはこんなに古今東西のSFが揃っていなかった。SFの裾野を広げるには、テレビ地上波の映画放送をもっと増やすのと、図書館の蔵書にかかっているような。でも今現在の世界がテクノロジーではユートピアになりつつも、政治的にはデストピアに向かっているようでSFみたいな状況ですけどね。

 巻末に登場人物達が読んだ本のリストが…また読みたい本が増えてしまった。