夜空と陸とのすきま

ゆるいSF脳。SF小説1000本ノックを目指しています

モロー博士の島/H・G・ウエルズ

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色々と掛け持ちの仕事をしてしまい、多忙の中ようやく読み終えたSF小説。ほんまに自分もモロー博士の島に閉じ込められた思いでした…。

大西洋で海難事故にあい、漂流していた主人公。8日目に通りかかった船に助けられたが、その船には怪しい白髪の男と猛獣が。そのまま孤島に連れて行かれて…というお話。

1日1ページ読みはじめてすぐ撃鎮。疲れすぎて文字が追えなかった。ドクターモロー、有名なタイトルすぎて知ったかぶりで読んだと錯覚してしまうパターン。古典名作だけあって文明社会への風刺など、押さえるところはしっかりしていて素晴らしい。特にラスト4ページ、都会の人間も獣人も変わりなく、宇宙の壮大さにだけ救われるとは。自分の内なる獣性って何だろうなと考えさせられました。