夜空と陸とのすきま

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ウォーシップ・ガール/ガレス・L・パウエル

元戦闘艦で、今は人命救助団体の再生艦AI<トラブル・ドッグ>は、コンスタンツ艦長とともにレスキュー活動に勤しんでいる。ある時、ギャラリー星系を観光中の民間船が破壊され、これを救助することになるが、そこで銀河の命運をかけた戦いに巻き込まれるというお話。

半分寝ぼけて読んでいたためさっぱり話が入ってこなくて、ノートに相関図をとりながらの2周目でなんとなく意味がわかったようなわからないような。3部作の1作目とのことらしいので、まだ伏線未解決で謎多し。後2部はもっと面白いのでしょう、多分。

私は戦艦の種類あたりの理解が足りていない気がする。アン・レッキーの戦艦AIもの「叛逆航路シリーズ」も積読棚にあるのだけど、読めるのだろうか…。

 

今後残り2部作が翻訳出版されたとして、読む時のための自分メモ

 

★集塊派カーニヴァル級の戦闘艦6人兄妹AIの話だよ

  • 困難の猟犬(トラブル・ドッグ)…主人公14歳女子
  • 戦争の野良犬(ウォー・マット)…行方不明
  • アダルウルフ…兄
  • 犬頭神(アヌビス)…戦死
  • コヨーテ…戦死
  • 巨大なる破滅の狼(フェンリル)…妹

★物語の前に集塊派と外向派が戦っていたよ

  • 集塊派(コングロムレイション)…自由市場と個人の富や権力の蓄積を崇拝
  • 外向派(アウトウエド)…新しい芸術・哲学・神を受け入れ、国民皆保険、資源とインフラの供有を信じる

アメリカの民主党共和党みたいだね

集塊派がギャラリー星系、オブジェ惑星の内側の世界を保護していたよ