夜空と陸とのすきま

SF好き SF小説1000本ノックを目指しています

鋼鉄紅女/シーラン・ジェイ・ジャオ

読み終わった時のテンションで感想を書くつもりが、仕事に忙殺されてもう7月!来るもの拒まずで仕事調整の下手な私。温泉行って半日うたた寝したいです。私に今足りないのはリラックスだ。

鋼鉄紅女たるヒロインの武則天も休みなく最初から最後まで暴れ回り、気弱になったかと思うとすぐに怒りが注入されとにかく忙しい。中華SFで巨大ロボットに男女ペアで乗り込み、外敵と戦うお話。

私は男女ペアでロボ操縦というと、映画『パシフィック・リム』を思い浮かべましたが、娘(最近はSF小説を読みだしたぞ)はアニメの『ダーリン・イン・ザ・フランキス』をすぐに連想。そして著者あとがきにもダリフラの最終回が納得いかなくて書いたと告白。次世代だなあ。ダリフラを娘に推されて配信で観たけど2話までで離脱。

武則天はつよつよ女子、李世民はアル中筋肉背高男、高易之は長髪優男の3人でくっつく(マジで恋愛が成立する)ところがね、すごいですよね。武則天が初っ端から姉のカタキをぶち殺し、邪魔してくる⚪︎⚪︎を拷問していたぶり殺し、最後には実の⚪︎⚪︎まで殺すとなると、ちょっと後半はついていけなくなったけど、韓流とか中華ドラマの波瀾万丈なノリ+ロボットバトルものでした。外敵組織がよくわからなかったので、そのあたりは続きの次作まちですかね。