映画館で字幕版を鑑賞。
映画の前の予告で、宮崎監督の「風立ちぬ」予告編4分間を見せられる。
庵野監督の声は気になるけど、また主題歌がユーミンなのか(^^;)と微妙。
それよりブラピの『ワールド・ウォーZ』の方が面白そう☆
ここで東宝東和とユニバーサル・ピクチャーズのロゴが出たので
気を取り直して、わくわくしてたら「OBLIVION」のタイトルロゴの下に
字幕「戸田奈津子」の字が!
あああ~なっちゃんがやっちゃったんだ( ̄0 ̄)
テンション急降下
そういえば、先月来日したトムにべったりくっついていたね。
嫌な予感は当たって、前半の設定説明のSF的用語のわかりにくいこと。
そして一番大事なところを「クローン」と誤訳して、すべてが台無し。
(パンフレットの解説にまでツッコミ入れられていた)
最後の方には、トムの「どや顔」が辛くなってきて
見終わった後で思い返すと、本当に俺様トム様な映画だったなーと思うけど
「トロン・レガシー」も好きだったし、このジョセフ・コシンスキー監督の
描くSFは正統派で、細部と光にこだわりがあって、フィリップ・ディック系で私にはストライク。
映像はとにかく素晴らしい!あとはストーリーがもう少しよくなれば。
あんまり映画を見ていない自分でも、ああこの設定は「ラ・ジュテ」だ「トータル・リコール」だと元ネタがわかるので、オマージュにしても使いすぎではと心配に。今後に期待です。
そして氷の微笑、目が笑ってない愛人役の
アンドレア・ライズボローが怖くて怖くて↓
無機質な部屋で、この氷の微笑でお出迎えて○十年!
あれはホラーだなーと思ったら、この映画はSF・スリラーってジャンルになっていた
とても納得。
細かいところでは、アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」や
レイバンのサングラス(トップガンかよ)など小道具の使い方が面白かった。