夜空と陸とのすきま

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スター・ウォーズ 最後のジェダイ/Star Wars: The Last Jedi

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吹き替え版2Dを娘と一緒に劇場で。新3部作第2弾、フォースに目覚めたレイは、最後のジュダイマスターであるルークを探し当て、レジスタンスに力を貸して欲しいと頼むが…という話。

 

映画館に観に行くまで、極力ネットのレビューを見ずに我慢していましたが、これが賛否両論というのもうなずける。まず2時間半は長すぎるだろう、他の子連れ客も途中で退散してたし、うちの子も頭痛いとグッタリでした。脚本を整理すれば2時間以内に収まる内容だった気もする。ルークのいる小島がのんびりで、でも宇宙空間の方は時間がない〜って急いでいて時間軸も変。

だけどスターウォーズの宇宙空間には、過去作からずっと重力と酸素があるんだし、あるんですよ、だから爆弾のスイッチが落下(無重力は?)とか、レイアの宇宙遊泳とか今更細かいことはいいや、スターウォーズは祭りだと割り切って楽しむことにしました。

自分がツボに入った箇所

*レイの合わせ鏡のシーン、神秘的で良かった。

*レンが何故か上半身裸でウケた。横滑りも笑う。

*エリート・プレトリアン・ガード戦が武器色々で見応えあった。

*そして、富を貪る武器商人達の存在、善も悪も根本は同じとな、むむぅ。

というわけで、アナキンの3部作よりは面白かったのです。しかし主人公をはじめ全員が未熟なので、次回作には成長した姿を期待したいのですが、この話で敵も味方も相殺され人員残り少なくぼろぼろ、ラスボスはいなくなるし、次に続く伏線もないし(あの子ども達ぐらいかな)、キャリーは他界するし、次回作は大丈夫なのか。