劇場で2D吹き替え版を娘と一緒に見る。
「ローグ・ワン」を見た後は、すっげぇぇー!と絶賛するか、なんか違う…と困惑するか、ドニーさんフォ〜!に分かれるかだそうですが、私は「ドニーさん」派です。
ドニー・イェンが「フォースと共にあらんことを」って言ってる!マジか!
殺陣があいかわらず神がかっていてすごすぎる!
なんかしらんけど薄い本が作れるくらいBL要素ぶっこんできた!
というわけでド兄ぃド兄ぃとテンションMAXで、隣に座っていた娘からかなり白い目で見られました。スマンおたくな母ちゃんで…。
エピソード4が黒澤明の「隠し砦の三悪人」だったら、ローグ・ワンは「南総里見八犬伝(角川版)」だったなぁという印象。
ガンダムで言うと、本編がシャアとアムロのニュータイプバトル(超絶すぎてファンタジー)なら、こちらは「ポケットの中の戦争」みたいな、名も無き戦士達の泥臭い物語。後味が悪い感じも似ています。でもフォースなんてなくて、実力とただ運が良いだけでここまで生き延びてきた普通の戦士が本当はたくさんいて、そして反乱軍を支えてきたんだなと思えることができて、この「ローグ・ワン」のお陰でスター・ウォーズがより骨太なスペースオペラになった気がします。
ホント、アナキンの物語のジャー・ジャー・ビンクス って何だったんだろう…。すっころんで、転がった爆弾が敵に当たってラッキーとか、もう辛くて見てらんない。
スター・ウォーズを映画館で観ると、オープニングのファンファーレとタイトルのところで、条件反射的にブワッと涙ぐんでしまうのですが、今回はラストカットであの方が登場して、涙腺崩壊しました。銀幕の中で永遠に不滅なんだね!
観に行く前に、このガンダムの曲「哀戦士」がぴったりと合うというのを、Twitterで観てしまったため、劇場でもずっと脳内再生してしまいました。確かに合う。