夜空と陸とのすきま

雪国在住。積ん読本と図書館通い、 録画した映画、買いためた布や手芸用品をどうするかの記録。SF大好きです。

レッスンバッグ

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今月に入ってからバッグ3作目。やたらと作りまくっていますが、袋物をずっと作りたい〜ああしたいこうしたいが溜まっているのだ。

趣味のサークルに持って行くレッスンバッグを作りました。この布もバッグにしようと二年前に買ったやつ。(二年間据え置き)

作り上げてこうして写真を撮ってみると、持ち手は紺一色で良かったかなとか、差し色のタグをはさむべきだったなとか、反省点ばかりです。むきゃー

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初めてトートバッグのチャック付に挑戦。うっかり縫いかけてミシン針が折れる。

今回参考にした本はこちら
型紙なし、ほぼ直線でわかりやすく良い本。小旅行用のトートバックの寸法変えて作ってみました。 

 

月の部屋で会いましょう/レイ・ヴクサヴィッチ

月の部屋で会いましょう (創元海外SF叢書)

初めてのSF作家さん翻訳本で、33編もの短編集。ひとつひとつが10ページ未満なのでどんどん読めるかと思いきや、中盤に差し掛かってくると疲れてきたり、やや混乱しました。あまりにも設定が素っ頓狂で。

一番手の『僕らが天王星に着くころ』。足下から体の皮膚がゆっくりと宇宙服になり、頭のてっぺんまで宇宙服に覆われると、宇宙に飛んでいってしまうという奇病にかかる人々。設定からして何じゃそりゃ!?と驚愕しつつ、ごく普通の彼氏彼女が「手を離して〜」「まだ行くな!」って最後の別れをしている頃には、感情移入して目元うるうるという。体が宇宙服になるなんてバカバカしいのに、みごとにやられた感じです。

『ふり』、『ささやき』のように、最後の一行で怖っ!とぞっとしたらバタンとドアを閉じられてしまい、後は想像におまかせ(もう怖い想像しかできない)となるような、ホラーな短編もあり、読むのもいやになってくるぐらい描写がやたらグロいのもあり。本当に多彩な短編集でした。

宇宙とは、独学の科学者でも物事を解き明かせる場所、謎の解決が可能な場所、すべてを知ることのできる場所、論理が支配する場所。

発想が常に逆転してるのね。

「最前線の映画」を読む/町山智浩

「最前線の映画」を読む (インターナショナル新書)

町山さんの本は出版されるやいなや本屋にかけこんで購入していますが、どんどん出版されるのに読むのが遅いので積ん読が〜と嬉しい悲鳴。今月も新刊を2冊買ったよ。

さて、『「最前線の映画」を読む』は、ここ2年ほどの間に公開された映画の解説本。映画を観ただけでは判断できなかったBGMの歌詞と、名作からの引用部分の解説がありがたかったです。西洋絵画も同じなので、もう文化なんだろうけれど、特に洋画は象徴的表現(寓意)や小道具に色々ヒントが隠されていることが多く、読み解けた時の快感ったらたまりませんがな。町山さんのお陰で鑑賞後脳内でぐるぐるしていた謎が解けました。といっても取り上げられている20作品のうち、劇場で見たのは3作だけですが。順次レンタルで追いかけて読み返すのが楽しみです。この本、シリーズ化して数年に一度出して欲しい。

ブレードランナー2049』の“高く白い噴水”と
ベイビー・ドライバー』の曲の選択と
『メッセージ』と聖書的表現がわかってスッキリしました。

そしてまた『ベイビー・ドライバー』のサントラを聴き直したくなった。

『ワンダー・ウーマン』の解説、これが特に深すぎる…!

ウォー・ヴェテラン ディック中短編集/フィリップ・K・ディック

ウォー・ヴェテラン―ディック中短篇集 (現代教養文庫)

ディックの初期短編6作品を仁賀克雄氏が訳しまとめたもの。社会思想社・現代教養文庫も今はもうなくなったのでレアな古本、でもよく古書店で見かけます。

『髑髏』“ミイラ取りがミイラになる”まんまの話だけど、ミステリアスで良く出来たSF短編だと思う。

快適な生活必需品の素材となる希少物質を得るために、他の星に攻め込んでいく人類。夫が招集され戦死、息子も戦死、そして女性も招集されて…。誰も居なくなった地球という皮肉の効いた『生活必需品』と、人類は他惑星に植民していくが、やがて戦線が怪しくなり制圧した原住民から反乱を受ける『トニーと虫かぶと』の2つが印象に残りました。ディックはいつも戦争の恐怖と巻き込まれる人の視点からSFを書いていて、誰一人英雄なんて出てこない。

 

浴衣でトートバック

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里帰りして、三回忌を迎える祖母の形見をいくつかわけてもらいました。
その中で祖母お手製の浴衣をもらうも、私と祖母とは身長差が15センチ以上もあったので、袖丈、裾丈もちんちくりん。ちょうど買い物バックが欲しかったところなので、思い切ってバックに仕立て直しました。町の商店街で婦人会共通の浴衣を作り、盆踊りを優雅に踊っていたなぁと祖母の姿を思い出しながらミシン縫い縫い。専門店街のマークの「専」の字がかわいいです。
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浴衣の模様合わせが左右合っていないところも、お祖母ちゃん…雑…とか思いながら、着物をほどかずそのまま使っちゃった。私も雑っす。

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牛乳パックやビン類も入れるつもりだから、表地だけだと心配なので裏地も一緒に。袖は2つのポケットにして全部使い切ったー!いい供養になった気がします。