レンタルDVDにて
エミール・クストリッツァ率いるバンド「NO SMOKING ORCHESTRA」のドキュメンタリー。
SUPER8といえばスピルバーグの映画より、こちらの方でしょう!
10年ぶりぐらいに鑑賞。劇場パンフもサウンドトラックCDも持っています。
10年前の自分は、結構はまっていたらしい。久しぶりに思い出してレンタル。
旧ユーゴスラビア出身の天才鬼才映画監督エミール・クストリッツァが、
映画製作の合間に本気で遊んでいるバンド「NO SMOKING ORCHESTRA」。
ビール腹のオヤジメンバー達の、ユダヤとギリシャが融合した音楽は、演奏も凄腕だしパフォーマンスも凄くかっこいい!何回観ても惚れなおします。
戦争で崩壊された街を走るバンドワゴンのオープニングから、NATO空爆で破壊された橋の下で、アコーディオンを弾くエンディング。「音楽は救いだ」というメッセージが心に響きます。
ノースモーキングと名付けておきながら、メンバーはライブ中にタバコをふかしてドラムをたたき、クストリッツァ本人は葉巻をくわえて、赤いジャージ姿でギターを弾きながらステージを飛び回る。
いや、すごくいいんだけど!大好きだけど、そろそろ映画も作ろうよ!
クストリッツァの過去作品全部ブルーレイにならんかな。
再評価されていいと思う。