夜空と陸とのすきま

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みらいめがね それでは息がつまるので/萩上チキ・ヨシタケシンスケ

隔月刊誌『暮しの手帖』での連載をまとめたエッセイ集。同じ物事でもチキさんの見方、ヨシタケさんの見方(笑いにもっていく流れが天才的!)など様々な視点が載っていて、ふむふむそういうふうに感じるのか〜と、私も新しいめがねを持つことができました。

特に『「呪いの言葉」に向き合う』というエッセイが良かった。チキさんが元カノから言われた縛りから解放された経験から、自分を守るために、他人を適度に嫌いになるのも大事という話。自分も八方美人なところがあるので、許容範囲を自覚しよう。