夜空と陸とのすきま

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住んでみたい宇宙の話/竹内 薫

住んでみたい宇宙の話

朝一番に見るニュースが暗い話ばかりで、日本のコロナ禍は無策によるほぼ人災という腹立たしい日々。

ここは明るい未来の話を読みたい!(現実逃避)

この本は太陽系の衛星、惑星に住むとなるとどうなるの?を現在の科学の力と想像力をバランス良く合わせてコミカルに紹介。

惑星をテラフォーミングして人間が住めるように整えるのが先か、人間がサイボーグ化したほうが早いのか、星に移住よりもスペースコロニーや宇宙エベレータを作るべきか。大いなる夢はどれもすっごく遠い未来で、自分が生きているうちには叶いそうにないです。

でも現実には夜空でISSが肉眼で見え、先週の4月10日には「水星磁気圏探査機みお」が地球に最接近してスイングバイを行い、水星まで頑張れや〜と応援できたし。もうすぐ野口さんが民間ロケットで宇宙に飛び立ち、はやぶさ2は帰還してくる。

宇宙ではたくさんのドラマが起きていて、楽しみでしょうがない。