ベストセラー作家であり「読書狂」の2人が本について語り合う唯一無二のガイドブック。
読んでいて楽しかった。場所が居酒屋なら隣に座ってずっと聞いていたい感じでした。それにしてもお二人の蔵書数と読書量がすごすぎる。私はとりあえず数が読めれば満足で、初版とか何版だと載っている載っていないなどコレクションするまでは手が回っていないです。表紙が違うだけの同じ本を何冊も集めるとか、ビブリオマスターの道は果てしない…。
これだけジャンルを問わずに本を紹介してくれていると、未読だけど「あー、あの本のことね」とわかるだけで、この本の膨大な海をちょっとは把握できてきたぞと嬉しくなる。あとはタイトルを知っているじゃなくて、読み終えたを目指したいね!
そして、お二人ともとても早熟というか、小学生の頃から横溝と山田風太郎を読みはじめているのにびっくり。前回の「ベイビー・ドライバー」でも書きましたが、娘と映画や本の話ができるのは嬉しいけれど、小学生にどこまでOKなのか常に悩みます。いずれ知ることだろうし、少しずつ慣らす形ならまあいっかーと思ってますが。