夜空と陸とのすきま

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それっ!日本語で言えばいいのに!!/カタカナ語研究会議監修

あえてカタカナ語を使うことで、言った本人は満足感たっぷりなのでしょうが、想いを伝えることの基本を忘れている人が、最近、多いような気がします。

私は不定期でちょっとしたパソコン関係のお仕事をしているもので、次々と登場するパソコン用語&IT用語にはいつも辟易していまして、図書館でこの本のタイトルを見た時に「そうだそうだ」とうなずいてしまい、借りて読んでみました。

内容は見開き左ページにまずカタカナ語の誤用例をイラストで。その下に正しい正解例とあるのですが、誤用例と正解例が一致していなくて???シチュエーションが全く違うんですけど…。

右ページには用語の解説。これはよくあるカタカナ辞典。和製英語の指摘は良かったのだけど、もともとの由来の英語とカタカナ語はそんなに違わないような。

さらにこれ以上ないほどの誤字・脱字の嵐。ここまでひどいのは本当に久しぶりに拝見しました。これちゃんと校正かけてんの?イヤ自分もブログでひどい文章書いている自覚はあるんだけどさ、本として出版しているのに〜

そして「日本語で言えばいいのに!」なのに、読むとうんちくが増えてしまい、ついカタカナ語を使ってしまいそうになるというのが、コンセプトと逆行しているなぁ自分と思いました まる