図書館で借りる。
普通のサラリーマンがテレビに出る魅力にとりつかれ、芸能事務所に入りエキストラを目指す話。
新聞連載だったということもあって、とにかく展開が早くドタバタ。多数の登場人物がこれでもかと走り回る群衆劇、そして最後は見事な大団円。まるで「あまちゃん」のようでした。
エッセイでよくPC操作に四苦八苦していた様子を書いていた松尾さんだったのに、登場人物がiPad、ワンセグ、YouTube、GPSなど様々な媒体を上手に駆使していて、おおっ!頑張ってると思いました。(失礼な言い方)
そしてこれだけ多い人物を(ちょっとキャラ立ちしすぎていたけど)、存分に動かせるのはさすが演劇の人だなぁ。テレビの裏側はホントにこんなにブラックなんでしょうか。