夜空と陸とのすきま

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さよならソルシエ/穂積

 

さよならソルシエ(1) (フラワーコミックスα)
 

 

1、2巻とレンタルコミック。

兄は画家、弟は画商のゴッホ兄弟のフィクション。

賛否両論の評価が分かれやすい作品だなと思います。
私はこの兄弟愛を共感できなかったし、子どもの頃に描いたスケッチだけで、自分には絵の才能(ギフト)がないと絶望し本当は画家になりたかったとぐじぐじ言う弟もびっくりだし、セリフも寒いし、ときたまデッサンが狂っているところがものすごく気になるしで、最終的にゴッホ兄弟の話じゃなくてもいいんでない?と冷めてしまい、手元に置きたいというほどではない作品でした。

ゴッホが裸の大将山下清に見えてしょうがなかったのも残念。

実際のゴーギャンとのからみと、あの膨大なゴッホの手紙を納得する形であわせてもらわないと。そこは模造だけで逃げるのかよ〜〜って感じで残念。

なんだか購入していないくせにひたすら文句たらたらですが、1巻の途中までわくわくして読んでいたので、裏切られ方が半端なかったのであります(`・ω・́)ゝ
さよならソルシエ!ホントだよ、もう。