夜空と陸とのすきま

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桐島、部活やめるってよ

 

  

レンタルで借りる。

私の通った高校は普通科ではなく専門的な分野の科だったので、クラス全員好きなことやりたいことがあって入学してきたし、技術を磨くために毎日が必死。確かに部活組、恋愛組、イケてる、イケてないにやんわりと分かれてはいたけれど、ハイスクールカーストのいびつはかなり薄い環境でした。

なので、この映画を見て「普通科カーストってここまで酷いのか」と驚きました。
こういうのは中学までで十分、もううんざりだったから。

こんな世界はうんざりだ!みんなゾンビだ!ということで
半径1m内をテーマにしろと言われると、映画「生徒会・オブ・ザ・デッド」を撮ってしまう、映画部の前田(神木隆之介)のセリフがとてもぐっときました。

「映画監督は無理だけど、映画を撮る事でそういう世界の人たちと繋がるような気がする。」

「ロメロぐらい見ろよ!」

 うわー神木君ごめんまだ見たことないよ、ロメロ。

タランティーノの「パルプフィクション」も見るよ。
あれ、「鉄男」もまだ見てないや。だめじゃん、これじゃあ映画部入れないね。

そして何でも器用にこなし、成績も良し、彼女いるのにモテモテな、マルチ桐島に一番近い人物の菊地(東出昌大)の演技も印象に残りました。ただ、身長高すぎ(189cmでしたっけ?)で高校生に見えなかったけど…。エンドロールの菊地宏樹( )を見ると、彼の物語はこれからなんだなと感じます。

橋本愛もかわいい!かわいすぎて浮いてる気もするけど。
なんか存在感が別格。

そういうわけで、今頃「桐島部活〜」を見ましたが、確かにこれは誰かと熱く語りたくなる(笑)映画ですねぇ。