本屋で購入(積ん読消化)
一日に、身長が1/7インチずつ縮んでいく奇病に冒されたスコットの
孤独と絶望のなか苦難に立ち向かう最後の6日間の話。
この前に読んだ「ファビュラス・バーカー・ボーイズ地獄のアメリカ観光」で、ニューヨークの遊園地コニーアイランドの見世物小屋が登場していたが、この主人公スコットが絶望の中、光をかざしてくれたのも見世物小屋の小人だったことが、自分の中でリンクして面白かった。
この本を知ったのも町山さんのラジオからだったし。
同じくラジオで珠緒さんが「毎日縮んでいくとわかっているなら、もうちょっと事前に用意しておけよ」と言ってましたが、その通りだと思う。絶望する期間が長い、長すぎる。188cm分絶望してる。女性だともう少し早く諦めて前向きになっている気もする。スコットがあまりにも奥さんにきつくあたるので辛い。
最終的に0=無とは限らない展開が意外で、救われて良かった。
宇宙に繋がっていく描写も壮大です。
再映画化の話がでているそうですが、今のフルCGだとどこまでも細かく作れるんだろうなと楽しみです。