夜空と陸とのすきま

ゆるいSF脳。SF小説2000本ノックを目指しています

新九郎、奔る!/ゆうきまさみ

新九郎、奔る! (1) (ビッグコミックススペシャル)

戦国大名の先駆け、のちの北条早雲となる伊勢新九郎の物語。

月刊スピリッツは近郊の本屋で見かけないので、ずっと単行本化を待っていました。

私は高校で日本史を専攻しておらず、戦国より前の中世は、同じような名前の人物が多くて混乱しやすく苦手でしたが、この漫画はとにかくわかりやすい!あの混沌とした応仁の乱を伊勢側からの視点で。官職名に名前のルビが振ってあるし、人物の描き分けは上手いし、多くの台詞が説明的にもかかわらず、なぜか夢中になって読める。特に文正の政変で、千代丸(新九郎)の伯父や両親が都落ちするのに、緊迫感あるなかでも随所に笑いを突っ込んでいて最高に面白かったです。漫画の成せる技はすごい。次巻も楽しみ。

 

わかりやすい読みやすいとの評判で、買ってはみたものの、積ん読中の呉座勇一著「応仁の乱」も、今なら読める!読めるぞぅ。

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)