夜空と陸とのすきま

ゆるいSF脳。SF小説2000本ノックを目指しています

まぼろしの「日本的家族」/早川タダノリ(編著)

まぼろしの「日本的家族」 (青弓社ライブラリー)

自民党がやたらと押し付けてくる三世代同居、サザエさん的な日本の家族とは。7名の著者による総ツッコミ検証。読めば読むほど確かにまぼろしに見えるけど、うちの家族がまさしくその「田舎の」「伝統的な」「家父長制的ヒエラルキー」家族モデルに当てはまっているので泣けてきます。義母と嫁の犠牲の上で辛うじて維持されていることに気がついて!→義父よ。旦那が家事育児を積極的にしてくれるので辛さは半減ですが、家父長制的ヒエラルキーってやつ、娘の代には壊滅してほしいな。

現行の憲法24条はなんて素晴らしいんだろう。起草者のエピソードに感動しました。

どんな生き方をしても、それぞれ個人が自分の生をまっとうすることが、活力ある社会(そして税制)の基盤であるはずだが、例えば結婚していない、子どもがいない、などで自分を否定されたように感じ、肩身が狭い思いをする人がいる。それは決して日本の伝統ではないし、世界の常識でもない。