小学生女子の将来なりたい夢第10位は漫画家。最近その10位を目指したがっている娘、漫画家がいかに血反吐を吐く苛酷な職業かとくと見るがよいと一緒に連れて行きました。 娘が映画館で映画をみるのはアナ雪以来、実写は初。2時間はちょっと辛かったかな。
私は映画館で観るつもりはなかったのですが、このサカナクションの主題歌PVを見て気が変わりました。ドリフときたぞ!
20代の頃まではオリジナルティがあって、尖っていてカッコイイものが最高でしたが、30を越えると+伝わりやすさも大事と思えてきました。そういうところが全てあるサカナクションが好きです。苦労して映画音楽を作ったというので、音楽目当てで行きました。
さて肝心の映画は、サイコの親は出ない、ペンネームはない、カヤちゃんもいないと原作を削りに削ってきましたが、あの長くウンザリするアンケート人気投票の戦いを、プロジェクションマッピングでカッコよく短く見せてくれて、昨今流行りの漫画原作の映画化の中では、かなり良かったです。大満足!音楽もよく練られていて良い。主題歌のサビは「ベイベーベイベーベイベー」だと思ってたのに、「丁寧丁寧丁寧」だったのかっ。
隣に座っていた年配の女性は、「トキワ荘だ!オレ寺さんね!」で吹いていました。私は八王子のまつおか古書店が出ていて涙目。懐かしい〜!ツボどころが沢山配置されていて、ジャンプ好きじゃなくても何かしらウケポイントありでした。初めての大根監督作でしたが、前作の「モテキ」もサブカル詰め詰めのようですね。
観終わった娘の感想は
「ジャンプだから、週刊誌だから大変なんでしょ。私は月刊誌にする」でした。そうね(^^;;