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まずオープニングから宇宙の広さを感じてドキドキさせてくれます。以前見かけたYouTubeのこの動画を思い出しました。これ好きなんだ〜。
映画ではこのまま宇宙が少女の瞳に続くところがいいですね。
2分で行ける!137億光年×2[宇宙の神秘] - YouTube
地球外知的生命体の存在を研究している天文学者エリーは、ある夜、未知の電波をキャッチする。それは遙か彼方の惑星からのメッセージだったという話。
メッセージを解読していく過程が一番好きなシーンでした。最近読んだテッド・チャンの『あなたの人生の物語』も、ファーストコンタクトの言語を解読していく話でしたが、今回は「数学は宇宙の共通語」ということで、数学を解いていくと設計図と動画が出てくる。それを公に公表すると、科学者や政治の駆け引きが勃発したり、変な新興宗教がわらわら出てきたり、あげくにはテロリストまで、本当にありそうで面白かった。設計図どおりに発進装置と宇宙ポッドを作るとは驚きでしたが(しかも北海道に笑)宇宙の描写もラストも神秘的だったし、科学と宗教、内なる宇宙と広大な宇宙の掛け合いが良かったです。
若かりしマシュー・マコノヒーが宗教学者。本当にインターステラーとセットで見るべき映画ですね。両方見ると共通点が色々あって面白さが倍増しました。
「この広い宇宙に地球人だけなんてスペースがもったいない!」
ひとりじゃない、みんな繋がっているというメッセージが込められている映画でした。