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本棚の隣で針仕事

雪国在住。積ん読本と図書館通い、 録画した映画、買いためた布や手芸用品をどうするかの記録。

恋はデジャ・ブ/Groundhog Day

映画【ラブロマンス】 映画【SF・ファンタジー】

恋はデジャ・ブ [DVD]

 

レンタルで借りる。

春の訪れを占う2月2日のお祭り(Groundhog Day)のTV取材しに、田舎町を訪れた気象予報士のフィル。やる気なし、不満たらたらで適当に取材を終えた帰りに豪雪にあい、仕方なくもう一泊して目覚めるとまた2月2日だった…というループもの。

町山智浩氏の本で紹介されていて「めんどくさい哲学を100分のラブコメに仕上げた傑作」とのこと。邦題はあれだけど確かに面白かった!

どう過ごしてもまたリセットされて始まる2月2日。やけくそになったフィルは暴飲暴食をする、銀行強盗をする、ナンパするとやりたい放題。でもむなしくなってきて同行した美人プロデューサーのリタを口説くも、「自分のことしか見えてないあなたは嫌い」と振られ、またリセット。気が狂って自殺、爆死、でもリセット。

この辺から (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル自分だったらこの無縁地獄から出られるのかと怖くなるが、こう感じさせられるのが成功したループものだと思う。

しかし何度助けても運命で死んでしまうホームレスのおじいちゃんのエピソードあたりから物語はシフトしていって、無常を知ったフィルは3000回も2月2日を繰り返したころには街中の人を助け、人のためにつくし、一日を大事に過ごす。その思いやりにリタは振り向いてくれる。おおっなんていい物語なんだ!

とても大事な哲学をラブコメに込められるのってすごいですね。

主役のフィルを演じたビル・マーレイを見ていると「ゴーストバスターズ♪」と頭の中でリフレインして困りましたが、最初と最後で顔つきが全然違っていて、素晴らしい演技でした。