夜空と陸とのすきま

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未知との遭遇/Close Encounters of the Third Kind

 

 

 

 

レンタルBlu-rayを借りる。

異星人とファーストコンタクト!な話。

SF映画の金字塔なのに、今までスルーしていました。
確か小学生の頃にTVのロードショーでやっていたけど、すぐにチャンネルを変えた記憶があります。今見るとポルターガイストやホラーテイストなシーンがあるので怖かったんだと思う。
あと、有名なシーンをもろもろ引用で見てきたので、見た気になっていたというのもある。そんなんじゃ失礼だなと、初めて通して見てみました。

全編を通して光が印象的で神秘的、なんといっても巨大宇宙船の登場は圧巻。
宇宙人とのコミュニケーションが五音の旋律というのもロマンチック。
映画監督の巨匠フランソワ・トリュフォーが重要人物役で出演していたのも驚きで、「(宇宙人に選ばれた)君がうらやましいよ」ってセリフまで!トリュフォーがそんなこと言うのか!
そしてラストに美人妻と子ども達を泣かせて家庭を崩壊させ、嬉々として宇宙に行ってしまう主人公もどうかと思うんですが、いいのかそれで?深読みしようと頑張りましたが、どうも単純に宇宙船すごいでしょという映画だった気もします。

そして「公開版」「特別編」「ファイナルカット版」と3パターンもあって、どれを見ればええねん!と思ったけど、Blu-rayって全部入っているんですね。
見比べやすくてとても便利。
ファイナルカット版」を見た後に、「特別編」にしか入っていないマザーシップ内部のシーンだけ見ました。
苦労して作ったシーンだというのはわかったけど、確かに蛇足だ。