夜空と陸とのすきま

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ホビット決戦のゆくえ/The Hobbit: The Battle of the Five Armies Lord of the rings

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劇場で3D吹き替え版を見る。

ホビット三部作の最終章。王国を奪還したドワーフ達、宝を巡って各種族の対立が深まるという話。

年末年始はどうしたって見に行けないので、仕事の合間に映画館へ駆けつける。本当は2D字幕がいいんだけど、時間帯を選べる余裕もなし。家にあった3Dメガネを持っていったら上映直前に柄が折れた。でも手で支えてなんとか頑張った。

見せ場はドワーフvsエルフvs人間vsドワーフvsオークという五軍の戦。もう乱戦でわけわからん展開。ドワーフの城のお宝が目的なんだから、人間の町を攻撃なんてしないで、直接城に総攻撃すれば?と思っていたら、最後まで5軍の決着もあいまいだったのが残念。あのドワーフの宝石とエルフの宝石はどうなったんだろう。DVD&Blu-ray特典映像ゆきですか。

でも子ども向けであった「ホビット」の大事なところ、金銀財宝、名誉、土地などの「欲」に対する弱さと、その対局にある「足るを知る」をホビットが表しているので、そこははずしていないのは良かったです。得るものが大きい分、失う物も大きいというのも指輪物語同様ちゃんと描かれていて、すばらしい6部作だったなぁと思います。なんだかんだでBlu-rayディスク買って、じっくり見直すつもり。

ホビットは前後編でも良かったかな。