「世界征服」というと、アレクサンドロス大王、チンギス・ハーンを思い浮かべるのですが、オタキング岡田さんらしく悪の秘密結社、ショッカーの方。
いかに「世界征服」が大変な事業かというのを丸一冊で語っています。
前半の特撮、アニメ、漫画の「悪の秘密結社」類の紹介は面白かったです。
特に挿絵のバビル2世の「ヨミ様すごろく」が素晴らしい。
拡大コピーして眺めたい。
後半は、現実的に考えて社会文化論風になり
旧来の世界征服=領土支配から
現代においての世界支配というもの検討していく。
この辺でとっても眠たくなり、毎日寝る前に読んでも
遅々として進まず。ちょっと繰り返しが多かった?(水増し!?)
まるで会社社長の大変さを知ってくれよ!と言っているみたい。
あれ?この前ホリエモンとアニメ製作会社立ち上げて、また社長になっていたような…(^_^;)
それでも最終的に、現代の悪とは自由経済と情報化社会の否定とくるところが
逆転の発想で面白かったです。