夜空と陸とのすきま

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人たらしの流儀/ 佐藤優

 

 

人たらしの流儀 (PHP文庫)

人たらしの流儀 (PHP文庫)

  • 作者:佐藤 優
  • 発売日: 2013/03/05
  • メディア: 文庫
 

 

図書館で単行本を借りる。

 佐藤氏の著作は色々と読んできたので
取り立てて新しいことが書いてあるわけでもなく
またロシアのクーデターの件かと前半は拍子抜けもあり。
佐藤氏の本なら「国家の罠」と「私のマルクス」が今のところベスト。

 でも、この「人たらしの流儀」は、インタビュー形式でわかりやすく
まとまりも良かったので、(編集者さんの力業☆ですね)
営業の仕事など人脈作りのためには
参考になることが多く書かれていたように思いました。
やたらキャバクラが出てくるのは、なんとも辟易しつつ(笑)

 

以下、いいなと思ったところをメモ書き。

 天に宝を積む
お金を得たら2割は社会に還元すること。

 情報を得るなら新聞
朝日新聞産経新聞の2紙で左と右を押さえ
北海道新聞琉球新報で国内の情報空間の境目を読み
ヘラルド紙で国際基準を読む。

 記憶のポイントは、「索引をつける」「細かく覚える」「捨てる」の3つ。
移動中に覚える。書斎は記憶に不向き。「あの時覚えたんだ」と
イメージ一緒に覚えると記憶が定着する。

 ギリシャ語で知識という意味
エピステーメー」本を読んだりして、理論で理解すること
「テクネー」は体で覚えること。
自分自身の経験と疑似体験の2つが重要。