図書館で借りる。人気作で予約でいっぱいだと思ったのに
さらっと新着図書の棚に…。
えーっと(^^;)嬉しいけど複雑な○市立図書館。
伊賀を追い出された忍者が、京でだらだらと過ごし
気がつけばしゃべるひょうたんに導かれ
大阪冬の陣、夏の陣に巻き込まれる話。
前作「偉大なる、しゅららぼん」が今春映画劇場公開
(なぜ日出清子役が綾瀬はるかじゃないんだっ)
制作はあの東映。
しかしこの風太郎を読んでいたら、これこそまさに東映の
お得意とする忍者アクション劇ではと気が気でなく
きっとすぐに東映が映画化してくれるはず!と確信してます。
狙っているかのように、大阪冬の陣、夏の陣の描写は
火薬玉、種子島、棒手裏剣が飛びまくり、万城目氏の
作品では珍しくバイオレンスに人も吹っ飛ぶちぎれるで
ああ、東映が好きそう…。と思いながら読み進めた。
大阪城脱出の時は映画「里見八犬伝」「魔界転生」
の燃える城がデジャヴしまくり。
自分と同世代の万城目氏、子どもの頃に見たはずなので
きっと影響あるんだろうなぁ。