レンタルDVDを借りました。
町山さんの「トラウマ恋愛映画入門」で紹介されていたので
早速借りて観ました。
イギリス第二次大戦前のダーリントン卿屋敷の
執事とメイド長のプラトニックラブストーリー。
伝統的で変わらない執事という仕事と
めまぐるしく変わって行く世の中とメイド長の人生
その対比がうまく描かれていました。
いつでもタイミングが悪く
お互い意識しあっているのに
ここぞというときに告白する勇気もなく
日の名残り=美しい夕焼けをみて、何もできなかった人生を思いむせび泣く。
ラストの切なさはたまらなくて、怖いです。