夜空と陸とのすきま

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かむろば村へ3/いがらしみきお

 

 

 

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ほのぼの農村マンガ?だった2巻までとうって変わって
村長の過去が明かされるとともに
ヤクザや政治など裏社会とのかかわりが表面化してきた転の第3巻。
やっぱりただの農村マンガでは終わらないんだな。

主人公の高見君が落ち着いてきて、逆に村長が荒れてくる。
30年後には無くなる試算がでている東北の過疎の村をどうするのか。
続きが楽しみ。

3巻での印象に残った言葉は、不治の病に冒され、神様を求めて
かむろば村にやってきた女性に対しての神様(なかぬっさん)の一言
「せっかぐ死ぐどごまで生ぎだっつうのに」
じたばたしないで寿命を受け入れろということ。ずーんときました。