図書館で借りる。
小説家の妻、妻の仕事を支える夫の話をsideAとsideBにわけて2編。
この物語があなた(夫)へのプレゼントという趣向で
表紙デザインもプレゼント風に。
なんだか偶然だけど前回書いた「ラブ・アクチュアリー」のパッケージと似てる。
有川さんご本人の話?と疑うリアルな設定。
sideAが妻が死ぬ話、sideBが夫が死にかける話で
突然死でなく、どちらもじわりじわりと病気に冒されるので
追い詰められた時の描写は、ちょっとひいてしまった。
「すきですすきです」「覆れ覆れ覆れ」のひたすら繰り返しなどは、
パソコンでコピペして書いているからだろうか
ペンと原稿用紙なら、ここまでしつこくならないと思う。
最近、そういう描写の小説によく出くわすけど
読んでいて正直しんどい…。すみません。
ということで、やりすぎ感がいまいちでした。