本棚の隣で針仕事

雪国在住。積ん読本と図書館通い、 録画した映画、買いためた布や手芸用品をどうするかの記録。

ジプシーのとき/Dom za vešanje

とうとうTSUTAYA発掘良品のラインアップに!待ってましたクストリッツァ監督作品、こうして再評価されるのは嬉しいなぁ。ぜひ「パパは出張中!」もお願いしますTSUTAYAさん。学生時代にレンタルビデオで借りて観て以来、久々に観ました。ほとんど話を覚えて…

地球礁/R.A.ラファティ

表紙絵がかわいいじゃん!ということで、前々から気になっていたラファティにチャレンジ。でも仕事が猛烈に忙しい時期に読むもんじゃなかった…。 宇宙の果てから地球にやってきたプーカ人の子供達6人+幽霊1人が、全人類抹殺の旅に出る話。 全人類抹殺ですよ…

アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅

アリス続編を3D吹き替え版で娘と一緒に観ました。本当は、同じ映画館でやっているコーエン兄弟とマイケル・ムーアとクドカンの映画が観たかったけど、渋々付き添い。(ところで森達也監督の「FAKE」は絶対に映画館で観たいんですが、さてうちの街で上映して…

トランプがローリングストーンズでやってきた言霊USA2016/町山智浩

週刊文春で連載の言霊USAも4冊目。3巻目のレディ・ガガに続き、今回はトランプ氏が表紙を飾りましたが、内容にはあまり登場していないです。来年出版される5冊目はトランプ旋風なんだろうなぁ。 相変わらず私が住んでいる近辺の一番大きな本屋まで行って、よ…

新しい本棚

私があんまりにも中古で文庫SFを買い込むものだから、本棚から本が溢れてきたため、なんと旦那さんが廊下に本棚を作ってくれました!週末2日間のDIY。ありがとう!ありがとう! もともと部屋の出入り口だったところを結婚を機に大規模なリフォームしてクロー…

ペンケースと印鑑ケース

お仕事で使うペンケースと印鑑ケースを作りました。 母の着物生地を表裏両方に使ってみましたが、なんだかシンプルすぎて、ば○くさい…気もしないでもない。もっと遊び心を入れても良かったかなぁ。 仕事中にずっと卓上にあるわけですが、あそこ曲がってるし…

不思議のひと触れ/シオドア・スタージョン

図書館で借りて読んでいる最中に、一箱古本市で中古本をゲットして、また最初から読み返していました。河出書房新社の奇想コレクションはホントに素晴らしいですね。 このアンソロジーは特に良かったなぁ。せつなくなったり、笑い転げたり忙しかったです。特…

最後から二番目の真実/フィリップ・K・ディック

第三次世界大戦下、核戦争から地下に逃れた人びとは、戦闘用ロボットの生産を続けていた。しかし本当は15年前に戦争は終わっていて、一部の特権階級が地上を支配し、地下の民へは情報操作によって偽りの真実が伝えられていたのだった…という話。 地下民が重…

キッチンミトン

鍋つかみを新しく作りました。同じパターンで3度目、つかむところに刺し子を入れて補強しています。ミトンなんて100均で安く買えるんだけど、好きな布で作りたいじゃないですか。この生地は学生の頃に八王子の手芸店で買ったはず。和風で地味だなーホント黒…

一箱古本市

こどもの日だというのに、子供を旦那にぶん投げて、遠出して一箱古本市に行ってきました。3年ぶりぐらいに行けたよ、ママン。 売っている本も店主の趣味が見えて楽しいものですが、創意工夫をこらした雑貨を見るのも楽しみですね。切手を売っている人がいて…

インテリジェンスの最強テキスト/手嶋龍一・佐藤優

テッシーと佐藤優の「インテリジェンス対論3部作」の続きは、対談集ではなく論考形式でした。ハードカバーになって地図も年表も用語解説もついていてとても内容が充実していて良かった。私の日常生活には何もかかわりがないと思われる海外情勢、でも新聞を読…

昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか/大塚ひかり

大型連休というものは、おさんどんがさらに忙しくなるだけだなぁ(ぼやき)とあるところからお餅を大量に頂き、正月でもないのに雑煮、納豆餅、きなこ餅と餅三昧の日々を送っています。今日のお昼は力もちラーメンかな…。 さて、こちらの「昔話はなぜ、お爺…

ペーパーカバー

うぅ、スマホで撮ったらいまいちだった。トイレの雑貨を作りました。娘の夏のワンピースにと買っていたけど、当の娘はあれよあれよと成長し作りそびれたまま、でも生地は気に入っているのでペーパーカバーに。わかりづらいけど和風の雲形と鳥の模様です。ペ…

ヴィーナス・プラスX/シオドア・スタージョン

突然、両性具有の理想郷の世界に放り込まれた男性、もとの世界に戻るには、「私たちの世界を評価せよ」と言われ…。同時に50年代アメリカの一般家庭の日常が交互に進む展開。 二十七歳のチャーリーはラブラブな彼女の家から朝帰りして、自宅の階段を上る途中…

巾着ランチバック

母からもらった大量の着物生地の仕分けをしました。シミや痛みが少なく、着物に仕立て直せそうな分をまず選んで、それ以外は義母と叔母とであれにしようこれにしようと相談。 叔母さん「この生地いいわー旦那の弁当袋に。トートバック風で内袋付きにするとめ…

サチコと神ねこ様/wako

独身リケジョのサチコと神ねこの同居生活4コマ漫画。 女性のエンタメ情報サイトpouch で毎日更新、連載中の「サチコと神ねこ様」が単行本になったと知って、近隣の書店を巡りようやく一冊だけ発見。田舎の書店まで届かなかったのは発行部数がそもそも少なか…

まだ人間じゃない 傑作選4/フィリップ・K・ディック

ディック傑作集4巻目。長年古本屋に通い集めていたディック本で、この傑作選は偶然にも揃えることができました。今は再編されて早川から新装版が出ています。ディストピアな8編の短編集。 はてなでブログを始めた友達が毎回自作漫画を載せていて、それがと…

古代の遺物/ジョン・クロウリー

豊崎社長の書評集の影響から海外文学(SF中心)にハマり早数年目、新たに気がついたことがあります。それは国書刊行会の本にハズレなしということ。図書館や古本屋で国書刊行会を見かけたら、迷わず借ります買います。このジョン・クロウリーも知らない作家さ…

ポットカバー

棒編みでポットカバーを作りました。こう見えてヘキサゴン模様〜なんです。 耳鼻科の待合室で久しぶりに紅茶王子を読みました(1巻だけ)。イケメンの紅茶の妖精に囲まれるハーレムもの。花とゆめ買ってたな懐かし〜おぉポケベルだぜ、やっぱり山田南平の曲線…

ゴールデン・マン ディック傑作選3/フィリップ・K・ディック

ようやく3冊目の短編集。 『ゴールデン・マン』ミュータントのお話。もう超人過ぎていっそ清々しいラストでした。 『妖精の王』ディックが剣と魔法のファンタジーを書くとこうなった。さびれたハイウェイのスタンド亭主で、これまた冴えないおっさんが妖精の…

ネックウォーマーとヘアゴム

今頃、編み物を始めました。図書館で借りた編み物本を眺めていたらいてもたってもいられなくなり、財布を握りしめて手芸店に駆け込んで行ったものの、すでに夏用仕様のコットン糸のみで毛糸は撤去済み。家にあった余り物毛糸でネックウォーマーを編みました…

輝く断片/シオドア・スタージョン

なんとなく古そう・小さそうだからたいした本の量がなさそうだなと勝手に思いこみ、わりと近くなのに今まで一度も入ったことがなかった隣町の図書館。娘のスポーツ行事のついでに入ってみたら、意外なほど海外文学が充実。何この品揃え。選出している司書さ…

火星の人[新版]上・下/アンディー・ウィアー

映画「オデッセイ」の原作。 原作はサバイバルがもっと細かい描写で、ワトニーが始終計算しながら試行錯誤をしている様子が面白い。でも文章だけではローバー(探索機)やハブ(居住)がイメージ想像しづらいので、そこは映画の映像が助けてくれてました。こ…

オデッセイ/The Martian

映画館で2D字幕版を見る。原作を読んでから観に行くのがオススメとのツイートをよく見かけましたが、先に映画見ちゃった。あーこの間は原作をはしょっている箇所なんだろうな、説明が足らないなと感じたところが多かったので、これから原作上下巻を読むんだ…

時間のかかる彫刻/シオドア・スタージョン

いやー2月は本当にしんどかった。仕事終わって家事がすんだら、もうよぼよぼそのままベットに倒れ込んだ日々。これが鍋の中の昆布状態というやつね。2月後半少し楽になり、このスタージョンの短編集がなんとか読めました。文字が文章が五臓六腑に染み渡る…灼…

池上彰・森達也のこれだけは知っておきたいマスコミの大問題/池上彰・森達也

池上彰と森達也の今までありそうでなかった対談集。お二人とも元テレビ局社員からフリーになったので、マスコミの現場を知っている分、とてもいい内容の対談でした。ちょっと表紙デザインとタイトルで損をしている気がする。もう少しセンスが欲しいところ。 …

ルリユールおじさん/いせひでこ

娘が図書館に連れて行っても絵本を借りなくなり、そろそろ絵本卒業の間近かと思うと、寂しくなってきました。今のうちにこれは名作というのを一緒に読んでおこうと、柳田邦男氏推薦らしい(と、PTAの講演会レジメに載っていた)「ルリユールおじさん」を借りる…

エンドゲーム/恩田 陸

常野物語3冊目、裏返す力を持つ常野一族のお話。でも最後まで正直言ってよくわかりませんでした(^^;)うーん、結局主人公達は誰と戦っているのかよくわからない。どの辺から記憶が変化していったのかもはっきりしない。映像化したら「エターナル・サンシャイ…

着物地でシュシュ

実家の母からダンボールいっぱいの古布が届きました。若かりし頃に日本舞踊をやっていたお嬢な母はたいそうな着物持ちでしたが、ずぼらな管理でせっかくの着物も虫喰い&シミだらけ。おまけに娘の私に譲ろうにも着丈袖丈が合わないとなり、諦めて全て解いたの…

時間飛行士へのささやかな贈物 ディック傑作選2/フィリップ・K・ディック

早川から出ていたディック傑作選2。こちらも絶版みたいですね、ディックの新装版を次々に刊行している早川書房、ぜひ短編も傑作選じゃなくて全集みたいに出して欲しいな。これは大分前に古書店で購入した本、裏に「ワールド200」って値札ラベルが貼ってある…

ペイチェック 消された記憶/Paycheck

先日読んだばかりのディック短編「報酬」の映画。無精髭のない若きベン・アフレックはモアイ像に似ているし、ユア・サーマンは途中からキル・ビルになるし、確かにジョン・ウー監督とディックSFとの相性はいまいちで、無理矢理感がありすぎるアクションのゴ…

蒲公英草子 常野物語/恩田 陸

短編集だった「光の帝国」に続く、常野物語長編。 前作が、面白そうな設定なのに短くてもったいないなと思ったところの長編。日清戦争の勝利で軍国化が始まった日本、東北福島にほど近い集落「槇村」を舞台に、槇村家のお屋敷の人びとと、常野一族の春田家を…

光の帝国 常野物語/恩田 陸

権力を持たず、群れず、常に在野の存在であれという意味で「常野」を名乗る一族は、長命、遠耳、つむじ足など不思議な超能力を持つ。そんな常野の連作集。久しぶりにLINEで繋がり、本の話題で盛り上がった友達からオススメされた本。実は昨年9月頃に読み上…

パーキー・パットの日々 ディック傑作集1/フィリップ・K・ディック

2015年はSFを読むぞ!と決めて、今までに買いだめしたディックを初期作品から読んできましたが、まだ初期の短編集から脱せず。しかもSF本紹介サイトや書評を見て回り、早川&創元がわんさかある古書店に行ったりで、さらに本棚に蔵書が増えていき…。どうすん…

最新 地図で読む世界情勢 これだけは知っておきたい世界のこと

年末にいつも通っている図書館へおせちのレシピ本を借りに行ったところ、新書棚で見かけて、ちょうど読んでいた「大世界史」に地図がないのが不安だったので、なにか参考になるかとついでに借りました。 どちらかというと、テーマに沿ったデータ的要素での…

大世界史 現代を生きぬく最強の教科書/池上彰 佐藤優

新年あけましておめでとうございます☆はてなブログ3年目、今年もゆるい更新ですが宜しくお願いいたします。 さて、2016年の第1弾は、年末に読んだこの一冊。 高校の授業では世界史が一番好きでした。センター試験も世界史だけやたら気合いが入っていた。でも…

スター・ウォーズ フォースの覚醒/STAR WARS: THE FORCE AWAKENS

公開3日目の20日のレイトショーに一人で行ってきました。20日まで限定のメモリアルパンフレットは、16時の回でサービス終了、売れ残ってんじゃん!おいらに売ってくれよその山積みパンフをよ〜「はい、通常版のパンフレットです♥」と笑顔で差し出す館員のお…

逆行の夏 ジョン・ヴァーリイ傑作選/ジョン・ヴァーリイ

まさかヴァーリイをご存じない。なにも失くしたことがないならそれでいいけど。円城 塔 という帯が目にとまり、サー!知りませんでしたっ!すぐ読ませていただきます!とレジに持っていきました。新しい作家さんだと思っていたら、70〜80年代を代表するサイ…

高い城の男/フィリップ・K・ディック

第2次世界大戦でイタリア・ドイツ・日本の枢軸国が勝利して、〜15年後のアメリカはナチスドイツと大日本帝国に占領されていて…というパラレルワールドでディストピアなお話。戦後15年でナチスはさっさと火星までの宇宙開拓を始めているのも驚き!(もちろん…

紙の動物園/ケン・リュウ

私の読みたい本リストにテネシー・ウィリアムズ「ガラスの動物園」がありまして(確か豊崎由美氏が押してた)、最近、大森望氏の書籍紹介記事で面白そうだなと興味をもったのが、ケン・リュウの「紙の動物園」。本屋さんの棚でみかけたときには「ここにあっ…

少年少女世界の名作全集/集英社版

親戚からいただきました。昭和43年出版で、監修が川端康成と浜田廣介!ゴージャス☆文章も挿絵もかなりレトロ。 しかし、古い物語=つまらないとはなから思い込んでいる娘は触りもしません。なんとか振り向いてもらいたい。名作はやっぱり読んでおくべきだと…

未来医師/フィリップ・K・ディック

2010年現在から25世紀にタイムスリップした医師パーソンズ。そこは人種の混交が進み、混合言語を話し、複数の部族に別れて暮らす平均年齢15歳の悪夢的な未来世界だった…というお話。後半は未来や過去を行き来して、歴史の改変を試みる攻防戦を繰り広げる波瀾…

Cinematrix―伊藤計劃映画時評集2/伊藤計劃

絶賛伊藤計劃祭!本屋さんに行くと面出し&フェアでわっしょいわっしょい!3作同時映画化は残念ながら近場の映画館で上映してくれなくて、ちょっと仕事が忙しい時期なので遠くの映画館までは観にいけないのですが、トリビュート本は買おうかな。 さて伊藤氏…

バクマン。

小学生女子の将来なりたい夢第10位は漫画家。最近その10位を目指したがっている娘、漫画家がいかに血反吐を吐く苛酷な職業かとくと見るがよいと一緒に連れて行きました。 娘が映画館で映画をみるのはアナ雪以来、実写は初。2時間はちょっと辛かったかな。私…

ソラリス/SOLARIS

「スーダンの人権デモに参加して逮捕されるジョージ・クルーニーがかっこいい」というツイートを見かけました。 Win McNamee / Getty Images 確かにかっこいい(*^ ^*)調べてみたら、これは2012年、ワシントンのスーダン大使館前の抗議デモだったんですね。ス…

虚空の眼/フィリップ・K・ディック

1991年初版の創元推理文庫版を古本で購入して読む。創元推理文庫版は絶版なので、今入手できるのはハヤカワ文庫版の新訳「宇宙の眼」。こちらの方とも読み比べてみたいですね、新訳の方が文章に勢いがありそう。 宇宙の眼 ハヤカワ文庫SF 作者: フィリップ…

フィリップ・K・ディック短篇集〈2〉ウォー・ゲーム/フィリップ・K・ディック

ディック50年代の短編集。今年は積ん読ディックを読むぞと決めて、まだ50年代…。初期から読み進めていますが、山頂は遠いな〜。 絶版となっているちくま文庫版の短編集は<1>が入手できてなくて、この<2>もいつ買ったのかまったく覚えていないんだが、裏には…

かぎ編みコースター

去年はほとんど編み物を触れなかったので、ぜひ今年はやりたい。でもやり方覚えているか不安。 ということで毎回コースターを作ってかぎ編みをおさらい。糸は100均のコットン毛糸で。数カ所編み目を見逃したので、ぐにゃぐにゃな出来上がりで恥ずかしいので…

街場のメディア論/内田樹

前回、村上春樹本の感想を書いたら、今まで見たことのないアクセス数がありました。あらためて村上ネームバリューすごっ!小心者なので数百アクセス越えただけでガクブルです。初めましての方、☆をつけていただいてありがとうございます。 さて先月のCREA9月…

村上さんのところ/村上春樹

はてなブログの期間限定サイト「村上さんのところ」をたまに閲覧してましたが、こうして本になると圧巻の量ですね。単行本収録の473問でもひいひい言って読んだので、3765問のコンプリート版なんて無理。短期間でよく答えましたよね、その労力が凄い。 自分…