夜空と陸とのすきま

雪国在住。積ん読本と図書館通い、 録画した映画、買いためた布や手芸用品をどうするかの記録。SF大好きです。

レッスンバッグ

今月に入ってからバッグ3作目。やたらと作りまくっていますが、袋物をずっと作りたい〜ああしたいこうしたいが溜まっているのだ。 趣味のサークルに持って行くレッスンバッグを作りました。この布もバッグにしようと二年前に買ったやつ。(二年間据え置き) …

月の部屋で会いましょう/レイ・ヴクサヴィッチ

初めてのSF作家さん翻訳本で、33編もの短編集。ひとつひとつが10ページ未満なのでどんどん読めるかと思いきや、中盤に差し掛かってくると疲れてきたり、やや混乱しました。あまりにも設定が素っ頓狂で。 一番手の『僕らが天王星に着くころ』。足下から体の皮…

「最前線の映画」を読む/町山智浩

町山さんの本は出版されるやいなや本屋にかけこんで購入していますが、どんどん出版されるのに読むのが遅いので積ん読が〜と嬉しい悲鳴。今月も新刊を2冊買ったよ。 さて、『「最前線の映画」を読む』は、ここ2年ほどの間に公開された映画の解説本。映画を観…

ウォー・ヴェテラン ディック中短編集/フィリップ・K・ディック

ディックの初期短編6作品を仁賀克雄氏が訳しまとめたもの。社会思想社・現代教養文庫も今はもうなくなったのでレアな古本、でもよく古書店で見かけます。 『髑髏』“ミイラ取りがミイラになる”まんまの話だけど、ミステリアスで良く出来たSF短編だと思う。 快…

浴衣でトートバック

里帰りして、三回忌を迎える祖母の形見をいくつかわけてもらいました。その中で祖母お手製の浴衣をもらうも、私と祖母とは身長差が15センチ以上もあったので、袖丈、裾丈もちんちくりん。ちょうど買い物バックが欲しかったところなので、思い切ってバックに…

イスラム飲酒紀行/高野秀行

春休みは子供と南国に帰省してきました。桜は満開、早くも初夏の陽気で蚊も出てきてる。そして旅のお供は旅本がベストですな、というわけで高野さんのイスラム圏紀行文。厳密に飲酒を禁止されているイスラム圏で、執念の酒を求めるという、お酒なんてあるわ…

折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー/ケン・リュウ編

『紙の動物園』各SF大賞を総なめにした短編の名手ケン・リュウが精選し英訳した、中国若手SF作家達の短編アンソロジー。SFって大体が未来の話でもあるけれど、現代の写し鏡であり、その国の社会問題が見えてくるのが面白いなあと改めて感じました。印象深か…

山怪 山人が語る不思議な話/田中康弘

フリーランスのカメラマンである作者が登山者、マタギ、山沿いに住む人々を全国津々浦々渡って取材をし、まとめあげた山の不思議話。オチもなく、タヌキかキツネに馬鹿されたなどなど、民話になる前の原型のような話がたくさんあり、想像力をかき立てられま…

壇蜜日記/ 壇蜜

暖かいですねといえど、夜は寒いので油断できない。週末には雪、雨、晴れのマークが一日のスペースに押し込まれ、狭そうにしていた。結局「降るかもしれないし降らないかもしれない」と言いたいのがよくわかった。 2014年2月25日の日記、まるで今日の天気の…

世界を見てしまった男たち 江戸の異郷体験/春名 徹

BRUTUSの「危険な読書」特集で探検家の角幡唯介氏が対談で紹介していた本。もう出版社に在庫無しだったから、面白そうな本だけど入手できないかなと思いつつダメ元でBOOKOFFに出かけたらありました。これは速攻読めということね!神々しく光って見えたよ。Am…

銀河の壺なおし/フィリップ・K・ディック

サンリオ文庫というほぼ入手不可能で幻の文庫本だったのが、新訳でハヤカワ文庫から登場、待ってました!映画「ブレードランナー2049」ディック祭りのおかげです。同じくサンリオ文庫の「シュミラクラ」も入手を諦めていたけど新訳版を出してくれました、あ…

ゴーストバスターズ(2016)/Ghostbusters

大学を追い出された物理学者エリン、心霊現象研究家のアビー、原子力エンジニアのホルツマンは、なりゆきで「超常現象究明研究所」を設立し、ニューヨークを騒がせる幽霊騒動に挑むというお話。 劇場で3D版を見逃したことを後悔、これって3Dだとビームがすっ…

黄色い雨/フリオ・リャマサーレス

情熱の国、大らかなラテン気質スペインというイメージが覆された、繊細で寒くて苦しくて暗い死の小説。黄色=ほっこりとする幸せな色だったのに、冷たい黄色もあるんだなと思いました。 時間はいつもさまざまな傷を消し去る。時間は執拗に降りつづく黄色い雨…

華氏451度/レイ・ブラッドベリ

本のページに火がつき、燃え上がる温度が華氏451度。人々を混乱させるという理由から書物を持つことも読むことも禁止された近未来。密告と通報で本は焚書処分され、書物を隠すと家まで焼かれる。消防士ならぬ焚書士の主人公は、本と共に焼死する老女を目にし…

グラニーバッグ

おばあちゃんが持っていそうな、どこか懐かしい感じがするグラニーバッグ。メイキングの本に載っていたのはナチュラルでやさしい色合いだったのに、ど派手にしてしまいました。持ち手は琉球紅型だ。着物を着たときのお供にと思いまして、ってかいつ着るんだ…

サトコとナダ/ユペチカ

アメリカの大学に通う日本人留学生のサトコがルームシェアをすることになった相手は、サウジアラビア人留学生のナダ。異文化同士の生活と友情を描く4コマ漫画。 Twitterで日々更新されている連載がリツイートで流れてきていて、TSUTAYAコミックレンタルで借…

図書館島/ソフィア・サマター

文字と文学を持たない島の青年が、大海を渡り大陸に行き、文字と文学に出会い衝撃を受けていたら、船内で出会っていた少女の霊に取り憑かれ、宗教戦争にも巻き込まれるお話。剣も魔法も出てこないけれど、文字が魔法というのが素敵。情緒あふれる表現が多く…

横長ポーチ

針仕事です。 仕事で使うペンケースを新調したくなり、横長のポーチを作ってみました。ほぼ1年ぶりのミシン、楽し〜いとアドレナリンでまくり。表面のアクセントになるテープがなかったので、青めの布で。 裏面は大分前に買ったワッペンを貼ってみました。 …

ブログ5年目なので気分でタイトル変えてみた

新年あけましておめでとうございます。 怒濤のお正月、めちゃくちゃ忙しいぞ家事三昧もういやだ!とストレスMAXでかなりブルーなので、気分を変えてみたくてブログタイトルを変更しました。 「本棚の隣で針仕事」も気に入っていたのですが、落ち着いて針仕事…

アルファ系衛星の氏族たち/フィリップ・K・ディック

大寒波襲撃により日々除雪、除雪の年末です。ママさんダンプを使いすぎて手のひらにマメがっ!そんな中で今年最後になるであろう読書に選んだのが、ディック自身も失敗作と公言していた「アルファ系衛星の氏族たち」。 いやー毎晩寝落ちしまくり遅々として読…

怪魚ウモッカ格闘記インドへの道/高野秀行

海の向こうに浮かぶタージマハルが蜃気楼のように見える意味深な表紙、インドへの道という副題。 高野さん、インドに謎の怪魚を探しに行きたい!行かせて!というノンフィクション。なんだよ、結局インドには行けないのかよとガッカリですが、入国審査に引っ…

スター・ウォーズ 最後のジェダイ/Star Wars: The Last Jedi

吹き替え版2Dを娘と一緒に劇場で。新3部作第2弾、フォースに目覚めたレイは、最後のジュダイマスターであるルークを探し当て、レジスタンスに力を貸して欲しいと頼むが…という話。 映画館に観に行くまで、極力ネットのレビューを見ずに我慢していましたが、…

ゼロの未来/The Zero Theorem

IT企業に勤める天才プログラマー コーエンは、数式「ゼロ」の解明に挑むが…人生の意味と愛とはなんぞやにせまるお話。 テリー・ギリアムワールドは情報量が多くて隠れアイコンだらけで、見ているだけでクラクラします(大好き!)。コーエンが住む古風な廃墟…

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯/ウェンディ・ムーア

「決してマネをしないでください」(蛇蔵/講談社)のマンガに登場したジョン・ハンターが強烈すぎて、もっと読みたくなり書店で購入。 18世紀イギリス・ロンドンの外科医であり、奇人鬼才博物学者ジョン・ハンターの生涯を描く。天才的な解剖の腕を持ち、稼…

刺青の男/レイ・ブラットベリ

旅行中に私が出会った刺青の男。彼の全身には見事な18の刺青が彫ってあり、夜の月明かりの中、刺青の絵は動きだし18の物語を演じ始める…というプロローグからなる18の短篇集です。 せつなくも美しい名作「万華鏡」。以前、たまたま流れ星を見かけたのですが…

世界不思議地図 THE WONDER MAPS/佐藤健寿 阿部 結

「奇界遺産」の佐藤健寿氏プレゼンツ、すべての漢字にルビがふっていて小学生から読める世界地図「不思議オカルト」版。本当に良くまとめられていて大人も楽しめます。 自分が小学生の頃に夢中になって読んだ謎・不思議本で得た知識が、さらにリロードできた…

クボ 二本の弦の秘密/Kubo and the two strings

独眼の少年が三味線かついで、サルとクワガタとともに三種の武具を探し、両親を奪った魔の力に立ち向かう話。劇場で日本語吹き替え版を鑑賞。 最新のストップモーションアニメ技術を駆使し、質感も目の迫力も光源の美しさもCG以上でしたが、途中から物語にぐ…

決してマネをしないでください。/蛇蔵

楽しく知的な大人の学習マンガという帯のうたい文句通り、工科医大の実験サークルで科学者のたまご君達が行う、危ない楽しい実験の日々を描いたコミックス全3巻。物理オタク学生の掛田君と、科学がまったくわからない学食のおばさん(おばさんって30歳前なの…

霧に橋を架ける/キジ・ジョンスン

図書館で単行本の方を借りて読む。分厚い本をじっくり読みたいところだけど、まだまだ仕事が落ち着かないので、色々と賞を受賞している短篇集ならと手に取りました。ところがどっこい、読んでいて目がすべるすべる…。最後まで読んで、もう一度読み直して初め…

怪獣記/高野秀行

トルコ東部のワン湖で謎の巨大生物ジャナワールの真実に迫るノンフィクション。ネッシーみたいな怪獣がいるというオカルトな情報を元に、とにかく現場に行ってみようと、フットワークも軽く飛行機に飛び乗りトルコで突撃取材を敢行。個性的なガイドと運転手…